DD66さん(神奈川県)
投稿日: 2018年9月30日
5点
古き良き英国車の雰囲気。ロールス・ベントレーなどとは違い、かしこまり過ぎず日常に使える車です。高さが低い為、幅・全長が長く見えますがそれほど大きくなく、駐車場に困ることはありません。また,高さ、幅、長さが絶妙で、サイドから見えるシルエットが美しく、走っておりますとしばしば人にふり返られる車です。グリルが職人の手作業で造られており、金属製ですので本物の輝きがあります。室内は本物のウォールナッツ材が左右対称に貼ってあり、ドアの象嵌入りの木目が美しいです。シート(というよりもチェアー)は今は手に入りにくいコノリー社のレザーが奢られています。外観・室内共に比類のない車です。
気になったということでもないのですが、現代の車のように乗りっぱなしで良い状態を保つことは難しいです。半年毎に専門ショップでのメンテナンスをお勧めします。機械式のサスペンション、剛健過ぎないボディーで最良のバランスを保つ車と言えます。現代の車と違い、ASSEMBLY交換でなく、各パーツ毎に交換ができますので、腕利きのショップであれば費用を抑えたメンテナンスができます。電装系は湿気にあまり強くありませんので、野ざらしでない地下車庫での保管が望ましいです。
12気筒、レザー、ウォールナッツの木目、金属製メッキパーツなど、燃費至上主義、コスト最優先の現代では2度と手に入らない車だと思います。良いショップで相談すればまだまだ良質な車両が手に入ります。乗るなら今だと思います。クラシックカーの域ではありませんので、普段使いができる「古き良き英国の薫り」がする素晴らしい車です。
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